こういう植物に肥料を与えたらどうなるか????
硝酸態窒素過剰吸収で病気多発である。
SUGOI-neは、こういう植物へのマルチ材として最適である。
の写真の場所の6月。
この見事なまでの枯れ落ち葉化した姿。
材木腐朽菌のエサに・・・自ら志願するのである。
7月には・・・・
この枯れ葉は跡形も無く分解される。


ボランテアで「エサ」になるのではない。
そこには高度な計算があるのである。
炭素循環。
己の葉の死骸の分解養分が・・・秋からのエネルギーになる。
宇井清太の庭に咲く花にら。 4月中旬
この「花にら」 ユニフローラは昭和25年頃購入したもの。
それから50年以上、肥料など全然与えないのに早春に咲いてくれる。
地球上には大陸が異なるが似たような土地がある。
そこに自生する植物は・・・同じような生活スタイルになる。

花にら。
この百合科の植物はメキシコからペルーにかけての中国天山山脈と似た気候である。

熱帯雨林の反対側の地には、過酷な乾燥大地がある。
そこにも炭素循環が見事に構築されており、その中で生きる植物があるのである。


 タマネギの原産地パミール高原から天山山脈。
 夏に乾燥する気候。
 この前に急いで光合成を行い、乾期に葉を枯らし休眠に入る。
 チューリップも同じパターンである。
 問題は、この地上部の枯れ葉である。

 分解する材木腐朽菌が生息する!

 下の写真はタマネギの根。
 この貧弱?な根が地表に張る。
 その理由は、地表近くに枯れ落ち葉が分解されて出来た
 養分、糖があるからである。
 非常に痩せた土地の地中深くには養分はない。
 
己の前年の葉の死骸の養分を吸収しなければならない。
 まさに枯れ落ち葉炭素循環である。

 
無肥料栽培。
株間にSUGOI-ne1号をマルチ。
小さな苗を11月に植えたので、SUGOI-neの効果は疑問視したが、
5月下旬頃から急激に生育した。
SUGOI-neの効果が現れたのである。
ユリ科植物。
ランの祖先はユリの類といわれている。
ユリ科植物の自生地はランの自生地とオーバーラップする。
中には、ラン科植物が自生できない、つまりランのプロトコームが生存できない・・・
過酷な乾燥地帯・・・例えば中央アジアのパミール高原、中国天山山脈に自生するものまである。
このタマネギの起源は、この中央アジアと言われている。
チューリップの自生地と重なる。

この枯れ落ち葉の炭素循環栽培法は、農業の作物栽培に適応できなければ、その価値は半減する。
ラン栽培の限られた植物への適用では、大した栽培理論とはいえない。
そういうことで、ユリ科の代表作物ともいえるタマネギをSUGOI-neで栽培してみた。


タマネギ栽培で最大の問題は球根腐敗病、ナンプ病による貯蔵中の腐敗である。
窒素肥料・・・硝酸態窒素の残留による腐敗である。

タマネギ栽培には2種類ある。
秋に種子を蒔いて山形では10月下旬頃、苗1本の目方が15g以下の苗を植える。
これ以上大きい苗を植えると、翌年花が咲いてしまいタマネギにならない。
6月頃掘り取る。
本州ではこのやり方。
北海道では春に種をまく。
秋までに小さな球根が出来る。
翌年の春にこの球根を植える。
秋に掘り取る。

山形では、5月から6月の約60日間で急激な光合成を行い、一気に球根を肥らせる。
問題はこのときの窒素である。
与えれば面白いように吸収するが、収穫後腐敗病が激発する。
この場面でSUGOI-neの炭素循環栽培はどうかということである。



  SUGOI-neによる 玉葱栽培
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